Twitterで見かけた迷子の犬の訃報でした。
間に合わなかったのか、助からなかったのか、あと少し発見や対応が早ければと何頭もの犬の死を知るたびに生と死の境目を感じ考えさせられてきました。今回も最後は人知れず亡くなったわけでないなら「マシ」なんて思えるわけもなく、手をあわせる気持ちだけで終わらせることができませんでした。
なぜ命を落としてしまったのか、気になった死因などを今も迷子になってる飼い主さんたちに危機感をもって探してもらうために、1人でも多くの飼い主さんたちが愛犬を脱走させないように、迷子にしないような飼育状況や管理の大切さに強い意識をもってもらうために、この犬の生と死を啓発に生かさなきゃと感じて、書かれていたリンク先を辿り読みました…
生き地獄…
上記ブログのなかにたびたび出てきた言葉ですが、すこし想像すればその言葉が相当であることにも気づきます。可哀想になんて一言で片付けられない。
どれだけ不快に耐え辛く悲しく無念だろう…
飼い主さんが飼い犬の最期に気づいてくれたなら、死ぬほどの後悔なんかでは済まさないでほしい。思ってもみなかった結末に泣いても泣いても取り戻すことができない「現実」に目を伏せることなく目を見開いて愛犬の最期に向き合ってほしい。できることはそれだけしかないのだから… 本当に酷い可哀想なことをしてしまったんですから。
飼い犬を脱走させること、迷子にしてしまうことを簡単に考えていませんか。
なぜこんな事を言うかというと、今に始まったことではなく毎日毎日毎日のようにTwitterで見かける迷子犬の投稿を見かけて怒りや疑問を合わせて思っています。
なぜなら大抵の投稿には、「愛犬(飼い犬)がいなくなりました。保護してくれたり目撃情報などがありましたら連絡ください。」などということが多くあります。
いなくなりました・・・
じゃない!という思いだけは譲れないからなんです。犬が脱走する際の原因となるものは飼い主側に問題がある場合が多く、さらに多くの場合、首輪をしていても法律により所有者である飼い主に義務付けられてる鑑札や狂犬病注射済票も未装着の所有者不明犬の状況にして飼っているという飼い主についての責任問題に本当に嫌になってくる思いがするんです・・・
SNSのコメントを読むと、動物愛護法や警察の対応に苦情や酷いなどといった批判が多くみられました。しかし、これを飼い主である私たちが言っていては不幸な迷子犬は減らない、運良く保護されても帰る場所が分からない所有者不明犬たちの存在は減らないし、殺処分も減らない、何も変わらないと思うんです。
脱走させないでください…
脱走させたときのこと、探しても見つからない時のことを常に危機感をもって考えて知らなければならないと思います。
このように死んでいるかもしれない…
こんな死を与えてしまうかもしれません…
必ず脱走させてしまったら探してください。
脱走させないように飼ってください。
所有者不明にしないでください。
お願いします。
この犬について…
この犬が生き倒れて発見保護された場所がブログの最後に書かれていました。どこから脱走していつからの迷子でどれだけ彷徨いつづけた末なのかも飼い主さんでなければ分かりません。遠くから歩いて辿り着いたのかもしれませんが、何としても飼い主さんに責任に気づいてほしいんです、飼い犬の最期となる姿ではありますが、それだけでも飼い主さんに届きますように。あなたが望み家に迎えた犬なのですから…
- 宮崎県高原町かまむた
- 青い首輪を着用
- 黒柴・オス(未去勢)
閲覧には配慮をお願いします…
Facebookでの投稿には、いかに犬の保護当時の状態が酷いものであったか分かるウジの写る写真や動画も投稿してくれています。
ブログ主の方がいうように「知って欲しい」この一心での投稿には私も同感と賛同をしていますので下にリンクを貼らせていただきます。
ただこの方とひとつ違うのは、私はこの状態で放置した警察に対しての「憤りを感じます」というものに対してのコメントは控えます。保健所に連絡して保護依頼をしてほしかったなどの当然の思いや願いなどはありますが、怒りを向ける相手ではないと思っています。なぜなら、あくまでも飼い犬は飼い主の責任のもとにあるものなんです。
最初にも書かせていただいたように、私自身も飼い主のひとりとして、皆さまも飼い主のひとりひとりとして、自戒の念をこめて「知ってほしい」「知るべき」であると考え、この犬の死を脱走させない飼い方をするための啓発に生かしてほしいと願っての投稿です。
この場ではありますが最後に、実際に保護してお世話してくださった方々には御礼の言葉だけでは足りないであろうと思いますが、敬意を込めて感謝いたします。
迷子となってからの様々な恐怖や不安や苦痛から解き放たれた魂が、どうか今は安らかに眠れていることを心より願って… 合掌
Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
迷子になった犬たちのこと - DOJINBARの女将
迷子の犬を見かけたら、咬傷事故、交通事故など、犬と人にとって様々な危険を防止するため、県が犬の保護を実施しています。 命と安全を優先して、警察・動物愛護センター(保健所)・市役所に連絡をして保護のお願いをしてください。 Lovely days CHIKA'S MIND TRIP
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